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理想の珈琲の定義 (4)
僕にとっての「理想の珈琲」に通じる四つの定義。
その最後となる第4の条件は、

<4>カビ毒の不安がない豆であること

です。

皆さんも、珈琲を飲んで急に「胃が強くムカムカ」したり、「食道の奥に固くとがった物がつっかえた感じ」になったり、「吐き気がして胸が気持ち悪くなった」事がありませんか?
それらは、ズバリ、珈琲豆に生えていた「毒カビ」の影響(症状)である可能性が極めて大きいと思います。

実はあまり知られていませんが、非常に深刻な現実の危機として、珈琲豆を含め、「輸入の穀類や種実類」には非常に強力な発ガン性を持つ「猛毒カビ(アフラトキシン、オクラトキシン)」が生えている危険性があるのです。
実際に輸入の珈琲豆に生えている毒カビの危険性は「国会」等でも厳しく指摘され問題視されている現状にあります。

よく馬鹿の一つ覚えで「胸がムカムカするのは珈琲が古い証拠」と言う人がいますが、古くなった珈琲の過酸化脂質の害の場合は胸のムカムカではなく、「腹痛」や「下痢」になります。

●毒カビ→「胸のムカムカ・食道の痛み・悪心吐気」(胸より上の害)

●古い酸化→「腹痛・腸の乱調・下痢」(腹より下の害)

です。

くれぐれも無責任に混同して語らないで下さい。両者はまったく別のものです。

実は、僕が自宅で珈琲の自宅焙煎をしているのも、世間にあふれる危険な「毒カビ珈琲」を飲みたくないからなのです。
自分自身の目によるハンドピックで危険な「毒カビ豆」をすべて除去した嘘や偽りのない本当に安心安全な珈琲を飲めるからと言う事がその最大の理由なのです。

現実に、僕は過去に何十種類、何十ロットという珈琲の生豆をあちこちの珈琲卸会社や生豆小売店から買って来ましたが、それらの生豆を見ると「必ず」「絶対に」「もれなく」と言って良いほど「毒カビの生えた豆」が混入しています。
インドネシアや中南米の「安い豆」や「有機豆」は特にひどいです。
せっかく買った生豆の袋を開けてみたら、あまりにもカビ豆が多すぎて恐ろしくなり袋ごと商品を捨てた事も決して一度や二度ではありません。

ご参考までに、こちらのサイト様などが非常に判りやすい 「カビ豆の画像」 や 「欠点豆の画像」 をご掲載されています。
まずは、そのおぞましい姿をしっかりとご覧になって下さい。

どうです?
今まで知らずにこんなカビ豆入りの珈琲を飲んでいたのですから、嫌な胸のムカムカ、ひどい吐き気、食道の異物つっかえ感、強い悪心や体調の悪化などなど…起きて当然の事だったのです。

こんな珈琲豆が堂々と市販され、市中を流通しているのですから全く油断ができません。
ところが、「なまの状態」の珈琲豆など見た事のない人が99.99%でしょう。ですから珈琲のカビ豆があまり新聞などで問題にならないのだと思います。
僕も自宅焙煎をするようになり「珈琲の生豆」を入手して、初めて猛毒カビ豆の存在を知りました。

現実に、一定量の猛毒カビ豆が市中に「流通している」と言う事は、僕達はそれを「日々、知らずに飲んでいる」と言う事です。
実際、生の豆の状態ですと緑色の黴(カビ)に気付く事ができるのですが、それを焙煎してしまうと全体の中で同じこげ茶色になり、見た目はほとんど判らなくなってしまいます。
ですが、かび毒の正体であるアフラトキシンは地上最強の発ガン物質であるうえ、熱に非常に強くその猛毒性は焙煎の熱程度ではまったく分解されず消えません。

さらに豆を挽いて「粉」や「飲料」にしてしまえば、猛毒カビの外見は完全に判らなくなってしまいます。ですが「粉」にしようと「液体」にしようと、当然その猛毒性はそのまま珈琲の中に存在しています。
世の中の大部分の人が、珈琲を「粉」や「飲料」の商品状態で手にする訳ですから、これではチェックのしようがありませんし、珈琲に猛毒カビ豆という危険な物があることさえ知る人はほとんどいないまま、その危険飲食物は放置され、毎日流通し、日々消費されているのです。

ただ、猛毒カビ豆の存在は知らなくても、珈琲を飲んだら、なぜかひどい胸焼けが起きたとか、すごく胃がムカムカしたとか、強い吐き気に悩まされたとか、いやな悪心で苦しんだとか、喉に硬い異物がつっかえたような痛みや、食道の一部が狭く詰まるような重苦しさ、胸の奥にズングリとする強い違和感や息苦しさなどの症状が起きた経験は皆さんあると思います。

珈琲のカビ毒に無知な人々は、それらの症状をカフェイン過敏症だとか、カフェインの刺激による逆流性食道炎だとか、古くなったコーヒーを飲んだせいだとか、酷く的外れな原因のせいにしているようですが、もしもカフェインが原因なのであれば、カフェイン含有量から言えば、緑茶や紅茶、エナジードリンク、コーラ、チョコレートなども大量のカフェインを含んでいます。
ですからもしカフェインが原因だとすれば、コーヒーを飲んだ時だけ、しつこい胃のムカムカ、嫌な悪心、喉の異物つっかえ感や食道の奥が狭く詰まるようなズングリとする痛みが起きる理由が全く説明できません。

そして、それら胃のムカムカ、嫌な悪心や吐き気、食道の奥の異物感等は、いろいろな珈琲を飲んで「毎回必ず」「全ての珈琲で」起きるわけではなく、特定の品や、特定の店だけで起きたり、または不運の一期一会的に「ある一杯だけ」で起きたりします。
つまりそれは、珈琲全体における猛毒カビ豆の混入率が必ずしも一定ではなく、産地や銘柄やロットにより「非常に多い」、「多い」、「普通」、「少ない」、「非常な少ない」と分かれているからです。
また、それを焙煎店がしっかりハンドピックするかしないかでも大きく結果が分かれる訳です。

実際に僕が自分自身で生豆を完璧にハンドピックし、猛毒カビ豆を全て徹底して排除したうえで自家焙煎した珈琲では、過去に体調不良の類はただの一度さえ全く起きていません。
僕の体調不良は「市販の珈琲」を飲んだ場合にだけ、しばしば起きているのです。

また、一つの商品袋から珈琲豆を取り出してミルで挽いて飲んでも、体調不良が起きる時と起きない時があるので、珈琲豆のせいではなく、単に自分の体調やその時の食べ合せ等のせいではないかと善意解釈している人もいるようですが、そうではありません。
例えれば一袋200gの珈琲が1000粒の豆で構成されると仮定し、毎日一杯分の珈琲を10g(約50粒)の豆で淹れている場合、その50粒の中混入する猛毒カビ豆の数が「毎回異なる」のが原因です。
運良く50粒の中に猛毒カビ豆が「0粒」の日は無事ですみますが、運悪く猛毒カビ豆が4~5粒かそれ以上に集中して混入してしまった日には、重篤な中毒症状に見舞われると言う事です。

つまり、それらの症状の正体は、カフェインや、体調や、食べ合せ等で発生したものでは断じて無く、紛れもなく珈琲豆に生えていた「猛毒カビ」の猛毒成分により起きたものであり、しかもそれらは、実は皆さんが想像する以上に非常に危険な症状なのです。
後で詳しく書きますが、珈琲豆を始め穀物等に好んで生える猛毒カビ「アフラトキシン」「オクラトキシン」の猛毒で、実際に世界中で過去に何百人もの人間や無数の家畜が死んでいます。
「アフラトキシン」「オクラトキシン」は、それほどの恐ろしい「猛毒性」と、凄まじい「致死性」を持つ恐怖のカビなのです。

僕も過去、市販品の珈琲を飲んで、何度も死にそうなほど重篤な「喉の酷いつっかえ感」、「耐え難い胃のムカムカ」や「胸の強い悪心・吐き気」に見舞われることが度々起こり、いつも不思議に思っていました。
しかし、自宅焙煎を始めて珈琲の生豆を手にするようになり、その原因が珈琲に生えている「猛毒カビ」にあると判ってからは、生活必需品と言えるほど大好きな珈琲ですが、もう珈琲を飲むなら自宅焙煎で自分を守る以外に方法はないと思うようになりました。

特に、以前、とある自家焙煎店で購入した珈琲豆は本当に最悪の超猛毒珈琲で、その超猛毒珈琲を飲んでから5分も経たずに胸が強くムカムカして気持ちが悪くなり、口中に酸っぱい唾液がとめどなく出て来て、ひどい悪心が生じ、強い吐き気が起こり、そのまま重篤な症状に陥ってダウン。
そのまま一日死ぬ思いのまま寝たきりで、その後も三日間位は凄まじいダメージが残りろくに物を食べられず、一週間は食道の奥に何か硬くてとがった異物が常時つっかえている感じがあり、半月位は珈琲を見るのもイヤで、その後も二ヶ月以上も胃が時折痛むと言う、今でもトラウマとして残るほど恐ろしい地獄の悲劇体験をさせられました。

そのお店の珈琲豆、恐らく猛毒カビ豆の量が半端ではなく多く含まれていたのでしょう。その恐怖体験を今から振り返ると、危うくもう少しで「致死量」だったのではないかとさえ思えます。

過去、そんな超猛毒珈琲を買ってしまったことが二度あります。
両方の店とも、店頭やHPに「読めば絶対買いたくなる」ような素晴らしい珈琲である旨の説明が書かれていたのですが、実際は、最低のクズ豆をハンドピックの「ハ」の字もせず、美辞麗句でまくし立て、高く売りつけられてしまった訳です。

まさに「だまし討ち」です。もちろん、その残りの豆はすべて廃棄処分しました。
金銭的にも、肉体的にも、精神的にも、実に高い勉強代になってしまいました。
何より、飲食物としてこんなに危険極まりない物を、加害者としての自覚もなく罪悪の意識も持たず、大量に売って平然としている焙煎者の無責任さと無能さにひどく腹が立ちます。

本来なら、ぜひその二店の実名を公開したいところですが…我慢します。

それにしても、なんとも、もの凄い「破壊力」と「殺傷力」です。
こうなるともう珈琲ではなく、ほとんど「凶器」です。

現実に、カビ毒「アフラトキシン」による人間の死亡例は多数報告されています。
1974年インドでアフラトキシンに汚染されたトウモロコシを食べアフラトキシン急性中毒で160人以上が死亡しています。
1982年にはケニアで12人が死亡、2004年にも同じくケニアで125人もの方が死亡しています。
恐ろしい事にインドもケニアも、いずれも「珈琲豆の生産国」であるという点が重要なポイントです。

アフラトキシンB1は地上最強の発癌物質として知られ、その毒性はダイオキシンの10倍以上だそうです。
一度に多く取れば急性中毒で死亡し、極少量ずつ長期にわたって取れば極めて高確率でガンを発生させます。実際、ラットを使った実験では餌にほんのわずか15ppb(10億分の15)混ぜただけで100%肝臓ガンを発生したそうです。

しかも、上記のようなアフラトキシンによる死亡例の報告は、実はほんの氷山の一角に過ぎず、実際にはおそらく世界中で数万倍の人々が亡くなっていると思います。
なぜなら、一度に亡くなった人の数が多ければ上記のように世界的なニュースになりますが、現実には散発的な一人とか二人とかでの死亡例の方がはるかに多く、全くニュースにならないで埋もれている死亡例が非常に多いと思われるからです。
また、極少量のアフラトキシンを長らく食べた事でガンになってしまい亡くなった方も無数に居るはずと思いますが、これまた普通の病死として扱われてしまい、全くニュースにならないからです。

アフラトキシン(aflatoxin)は、日本でも一応の規制値がありますが、何しろ偽装詐欺や隠蔽犯罪が後を絶たない食品業界の事ですから全く安心できません。
事実、2008年に大阪で起きた「事故米不正転売事件」などでは、過剰な残留農薬や猛毒アフラトキシンに汚染された強制廃棄処分すべき事故米を廃棄せず、10年以上も食品業界へ大量に不正転売していたにも関わらず、それまで全く発覚しなかったのです。
その2年後には再び同様の「カビ米の不正転売事件」が発覚しています。おそらく氷山の一角でしょう。

こうなるともう、日本でガンで亡くなっている人の半分は「煙草」、残りの半分は「不正転売米」が原因なのではないでしょうか?
それにしても、なんと無能で無責任な政府の監視体制でしょう。

果たして「事故米」ならぬ「事故珈琲」が廃棄処理されず、不正に闇ルートや裏取引で流通している可能性はないのでしょうか?
何しろ珈琲は「素人客には安い豆も高い豆も珈琲豆はすべて同じに見える」とか、「事故品豆や毒カビ豆も深く焙煎してしまえば見た目では一切判らなくなる」などなどの非常に恐い商品特性を持っています。
そう言う意味で「珈琲は特に産地偽装や事故品転売の対象に成りやすい商品である」と言う苦々しい現実を、僕達はくれぐれも常に念頭に置いておく必要があります。

また、同じく猛毒性を持つオクラトキシン(ochratoxin)は、欧州(EU)では厳しく規制や監視がされているのに、日本では規制値さえありません。
あまりにも恐ろしい怠慢に開いた口がふさがりません。日本では行政は何のために存在しているのでしょう。

なお、誤解して欲しくないのは、全てのカビが猛毒や有毒ではないと言う事です。アフラトキシン類は、珈琲豆をはじめ、穀類、落花生、ナッツ、ドライフルーツ、とうもろこしなどに寄生するアスペルギルス属(Aspergillus, コウジカビ)の中の一部のカビだけが産生する猛毒物です。ブルーチーズなどに熟成や風味付けのために人為的に植え付けられている特定のカビは「無毒」という事になっているようです。

ちなみに生豆のハンドピックをすると判りますが、生の珈琲豆にはブロッカ(ベリーボーラー)と呼ばれる害虫が食害した2mm位の小さな穴が開いている事がよくあります。
一見すると極小さい穴に見えますが、その生豆を割ってみますと中はすっかり害虫に喰われた「がらんどう」状態で、そのポッカリ空いた空間内部に毒かびがビッシリと濃密に生えていたりして、そのおどろおどろしい光景に出くわすと、わが目を疑ってしまいます。
その衝撃の光景を見れば、誰でも顔面からは血の気が引き、背筋が一気に凍り付くはずです。
以後、珈琲を飲む際に強烈なトラウマになること間違いなしです。

しかも、虫喰いの穴の入り口は非常に小さくて目立たないため、すべての豆を360度回転させながら念入りに一粒ずつチェックしない限り、豆の表面上は全く発見しづらい事が最大のネックです。
そのため、機械による色彩選別やラフなハンドピックでは、まず「ほとんどすべて見逃がされている」と考えるべきです。しかし、その中身は恐ろしい「毒カビ爆弾」そのものなのです。

それにしても、なぜ虫喰い穴にこれほど高確率で密集した濃い猛毒カビが生えるのか、その理由は不明ですが、僕の想像ではどうやら害虫が出す消化酵素や分泌物や排泄物などの有機残渣が「猛毒カビの栄養」となってしまうか、実の内部は組織が柔らかいために猛毒カビが菌糸を伸ばし易く一気に繁茂するか、もしくは、単に虫穴には湿気が溜まり易いため猛毒カビが好んで集中して大量に発生するのでしょう。

いずれにしても、猛毒カビが繁茂する虫喰いの穴の入り口は非常に小さいため、僕は白い布の上に生豆を1回当たり30~40gずつ平らに広げて置き、布の前後左右を交互に順番でめくり上げたりしながら、すべての豆を前後左右に360度コロコロと回転させるようにしてハンドピックをしています。
そのように豆一粒ずつの「360度すべての面」をチェックしないと隠れたカビ穴のある豆を完全にはチェックできないのです。実際、豆の転がり方によっては10回目まで見つけられず、11回目に転がして初めてカビ穴が見つかることも少なくありません。
ですから当然に時間がかかります。しかしだからこそ、全幅の信頼を置いて安心して飲める安全なコーヒーになる訳です。

しかし、そうしますと生豆300g当たりのハンドピックに通常は20~30分、特に虫食い豆やカビ豆の多いマンデリン等の場合は300gで1時間近くもかかってしまいます。
もちろんカビ豆以外の欠点豆も同時に除去しますが、そんなに時間をかけていては、業者では採算割れになりますので、到底「同じマネは不可能」なはずです。

「当店は念入りにハンドピックをしています」と言うお店でも、一日に可能なハンドピックの作業時間には自ずと限界がありますので、精度は「それなり」程度に考えた方が良いです。
実際、プラスチック製のトレーなどに豆を広げてハンドピックをしている店では、豆を上側からしか見ていない訳ですから「豆のうら面」や「豆の側面」にあるカビ穴はすべて見逃されてしまっています。
もっとひどいお店なら「ハンドピックしてます」と口で言っているだけで、実際はまったくやっていない店も「決して少なくない」と思います。
ですので、市販の珈琲を飲む場合は、「それなりの覚悟」が必要かと思います。

それでも、まだアラビカ種の珈琲は良い方で、これがロブスタ種の珈琲ともなると、事態は更に一層深刻になります。

例として「ロブスタAP-1」と言う豆がありますが、そのAPとは「アフター・ポリッシュ」の略称だそうで、何を磨いたかと言えば、生豆の表面にビッシリと生えた「カビ」を機械ブラシで「ポリッシュ」(磨き落とし)してから出荷した珈琲なので、そう言う名前になったという事のようなのです。

にわかには信じ難いかも知れませんが、遠い異国の地では「想像を超えた物凄いカビ豆の実態」があるようです。
しかし、金属ブラシで磨く事で、豆の表面に生えたカビの「胞子」は落とせても、豆の内部にまで浸透した「菌糸体」(カビの本体)は落とせないと思うのですが、どうなのでしょうか。

僕は自分ではロブスタの生豆は買った事がありませんが、この話を知ると、よくロブスタ種で淹れた珈琲が「カビ臭い」とか「泥臭い」(いわゆるロブ臭)と言われている理由も、思わず合点が行くと言うものです。
しかし、カビ臭いうえに味はイマイチでも、ロブスタ種は非常に安価ですので、「業務用珈琲」、「インスタント珈琲」、「缶珈琲」など極めて低コストの珈琲に好んで多用されています。

僕はこの話を知って以来、街中のレストランや和食店などでランチサービスやセットものに付いて来る「おまけ」の安い業務用珈琲は避けて別の物をオーダーするようになり、もし珈琲しか選べずに目の前に置かれても、自衛のため全く飲まないようになりました。
市販の缶コーヒーやインスタントコーヒーや安いパック入りコーヒー飲料に至っては、もう何年間も「一滴も」飲んでいません。

自家焙煎店で珈琲豆を買う場合も、過去二度も致命傷レベルの劇毒珈琲の被害に遭って以来、僕は自分のハンドピックの経験に照らしてカビ豆が極めて少なかった銘柄を「私的・安心豆リスト」として一覧表に整理していますので、今では市販の焙煎豆を購入する場合も、その安心リストにある銘柄の豆だけを買うようにしています。
それでももちろん、市販の豆はミルで挽く前に必ず一粒ずつ入念に豆の「カビ痕」をチェックします。油でテカテカで黒々した深煎りだと見分けるのは困難ですが、浅煎りだとカビ痕を発見できて危うく難を免れる事もあります。

逆に、自分のハンドピック経験でカビ豆が極めて多かった銘柄の「私的・超危険豆リスト」も作成しています。その危険リストに掲載された銘柄は、今後は「生豆」でも「焙煎豆」でも買う事は絶対にありません。
その危険豆リストには「現地で○回も入念にハンドピック済です」とか「欠点豆の特に少ない最高級グレードです」などの説明がなされている銘柄の豆も少なからず含まれています。
つまり、「店や商社による豆の解説など高く売るための欺瞞だらけで全く当てにならない」と言うことです。

また、複数の銘柄が匿名で混じった「ブレンド」は、個人焙煎店の場合は呆れるほどの安易な超駄作が多いため、もともと興味の対象外でほとんど買いませんが、もし何かの特別な理由で買う場合もよほど安全品質的に信頼している店でしか買いません。

もちろん「美味しい」「安い」「手軽」「量が多い」「近所」などなど、珈琲店やカフェや珈琲飲料を選ぶ際の基準は人それぞれかと思います。
ですが、やはり口に入れる飲食物なのですから「安全・安心」がすべてに優先し、何より第一条件でしょう。

素晴らしく美味しい珈琲でも、飲んでダメージを受けたり、気分が悪くなったり、体調がひどく悪化したり、
どんなに安い珈琲でも、飲んでガンになったり、死にかけたりでは、本末転倒も甚だしい事になります。

今まで僕が自分で完璧にハンドピックして自宅で焙煎した珈琲豆は30種類以上にもなりますが、それらの珈琲を飲んで胸がムカムカしたり、吐き気が起きたり、悪心になったりと言う事は、今まで全くただの一度たりともありません。もちろん腹痛や下痢も一度もありません。
多い時は、自宅焙煎の珈琲を一日に12~14杯(豆換算で約200g)くらい飲みますし、12~14杯すべてブラックで飲んでも胃が荒れる事さえありません。

ちなみに、長年にわたり自宅焙煎をしていて「30種類」の経験値は少ないと思われるかも知れませんが、僕はありとあらゆる珈琲を飲んだ末、「高級ティピカ」以外の品種は興味の対象外となりました。
ですので、自宅で焙煎する生豆も高級ティピカ以外はほとんど購入せず、極たまにドゥミタスやエスプレッソやアイス用にケニアやブラジルブルボンなどを購入する程度です。
今は「高級ティピカ」の中の同一銘柄でも、クロップ年度の違いやエイジングによる味の変化などを比較し、さらに絞り込んでピンポイント的に「日本一の珈琲」候補の生豆を追求している段階です。

とにかく、ここ数年、僕が何らかの体調不良を起こした珈琲は、すべて市販の焙煎豆と市販の珈琲液によるものです。
この事実が果たして何を意味しているのか、賢い皆さんならもう十分に良くお判り頂けるものと思います。


ちなみに、僕の過去の経験からは、値段の高い豆やスペシャリティを名乗る豆でも毒カビ豆の混入は決してゼロではありませんでした。
しかし逆に、1キロ1000円ほどの普通の豆にも関わらず、どんなに念入りにハンドピックをしても、僅かな欠点豆はあったものの、カビ豆が事実上「ゼロ」と言う素晴らしい逸品珈琲と出合った事が過去に2~3回だけありました。
ただし、多くのカビは虫喰い穴の中に生えるため、「カビ豆≒虫喰い豆」の切っても切れない深い関係があります。
ですので、毒カビ豆が一つもない農園とは → 虫の食害豆が一つもない農園を意味し → 結局、全害虫を殲滅させるほどの「強烈な農薬を常時大量使用している農園」という可能性が疑われます。
そのような農園の場合は、毒カビ豆や虫喰い豆は絶無でも、他の種類の欠点豆は残って見つけられる事で、判断が付きます。

僕の過去の体験では、1キロ5000円ほどの高価な豆ですが、どんなに念入りにハンドピックをしても、欠点豆、カビ豆とも「完璧にゼロ」と言う驚異の豆にも一度だけ出合った事があります。
これは、この農園が「大量の農薬散布」だけで終わらず、その後に「完璧なハンドピック」を念入りに念入りに何回も実施している何よりの証明でしょう。
非常に勤勉な農園の珈琲豆の場合、価格や肩書きに一切関係なく、敬服し脱帽してしまうほどの素晴らしい品質管理が成された珈琲が極めてまれにですが実在するようです。

しかし、その一方で、1キロ4000~6000円を超える高価な豆でも微少なカビのある豆が1%前後は混じっている物が多いのです。
つまり、豆の品質管理は、価格や、肩書きや、触れ込みや、周囲の評判などでは全く判断できないのです。
ですから、真に良い豆を探すなら、店舗の誇大な宣伝や無根拠な解説を信じるのではなく、必ず「自分の目」で探し出す事が絶対に必要です。
念入りなハンドピックも大切ですが、できるなら生豆購入の段階から、そういう素晴らしい高品質豆を厳選した「私的お宝豆リスト」を持ち、毎年の入港時期に合わせて指定買いをすべきだと思います。

その場ではすぐに死ななくても、「その一杯」が重なれば、数年後には致命傷のガンになるかも知れません。数千円程度の値段の差を、自分の命には代えられません。

また、購入した生豆を自宅で保管する場合も、保管の温度や湿度、直射日光等にくれぐれも注意が必要です。
僕はワインも好きなので完全無振動型のワインセラーを3台持っていますが、そのうちの1台を珈琲の生豆専用に使用し、年間を通してほぼ14度前後の温度と低湿度、完全紫外線カットの環境下で生豆を保管しています。パーチメントから取り出した生豆は、梅雨の高湿度、夏の高温や直射日光には絶対にさらさない事が大切と言われています。

ただし、ほぼ100%を遠い外国からの輸入に頼っている珈琲豆は、カビ毒以外にもかなり危険な一面があります。
それは、日本では想像も出来ないほど大規模で広大な巨大プランテーション農場における大量の「農薬」使用、そして過去にその危険性から日本では使用が全面禁止になった農薬がいまだに珈琲生産国では多用されていると言う現実です。
さらに、輸入検疫時に行われる強力殺虫剤による珈琲豆の長時間「燻蒸処理」も、知れば知るほど、実に恐ろしいものがあります。

もともと、珈琲はあらゆる農作物の中で三番目に農薬が多く使われているうえ、ほとんどの豆は輸入検疫時に外来の害虫を陸揚げしないよう強力な殺虫剤で長時間の燻蒸をされているのだそうです。
これではたとえ毒カビ豆がなかったとしても、大量の農薬や殺虫剤の強い毒性が気になって仕方がありません。

2008年にエチオピア産モカから安全基準値以上の残留農薬が検出され、輸入がストップしたのは珈琲好きの人なら記憶に新しい事でしょう。
この時も多くの自家焙煎店は「大げさ過ぎる。飲んでも全く問題ない程度の微量の農薬だ。」「なぜ他の野菜類より珈琲は農薬基準が厳しいのか。早く輸入再開させろ。」などとHPやブログで口を揃えて抗議をしていました。
ですが、皆さんは本当の真実をご存知でしょうか?厚生労働省の発表によれば、2008年エチオピア産モカからは、危険すぎる過激農薬として日本で何十年も前に禁止された禁止農薬「DDT」が、なんと安全基準値の「13倍」も多く検出されていたのです。
ほとんどの報道では単に「基準値を超えた農薬を検出」としか書かれていないため、「認可農薬がたまたま基準値を5~10%位オーバーした程度」なのかと、真実を知らずに誤解をしている方が多いのではないでしょうか。
また、こう言う書き方は、意図的にその方向に消費者を誘導しているようにも受取れます。

13倍もの禁止農薬が検出されているのに「全く問題ない微量の農薬」のはずがありません。
このような「恐怖の農薬DDT」が安全基準値の13倍も含まれていた事実をひた隠しにし、その劇毒珈琲を「大丈夫大丈夫、全然大した問題ではない」「こんな微量で、役所は大げさに騒ぎすぎだ」などと、平然とのたまう珈琲業者の頭の中は一体どうなっているのでしょうか?

自分で検証した訳でもないのに「農薬は焙煎の熱で分解されるから大丈夫」などと無根拠な放言をする無責任な人まで居たりして驚きますが、珈琲の焙煎温度など、わずか「180~240℃」程度なのです。
そんな200℃前後ではあまりにも低温すぎて農薬を完全に焼き尽くし蒸発させる事など全くできません。できる訳が一切ありません。

それどころか、僕はむしろ「焙煎の熱で農薬が化学変化し、未知のさらに有害な物質が焼成される危険性」の方がずっと高いと見ています。
つまり、もしも万一、焙煎後にその農薬が検出されなくなったとしても、それは農薬が消滅した訳ではなく熱で化学変化して変異し、「更にもっと危険な別の化学式の物質」になっただけの可能性があると言う事です。
そもそも実際に「有機塩素系農薬」の製造過程の副産物としてダイオキシンが生成されてしまう位なのですから、農薬をヘタに加熱分解すれば異常に危険な未知の超猛毒物質が焼成されても何の不思議もありません。

実際、その道の専門研究家によれば、ダイオキシンや他の有害燃焼物質の多くは、各種有機物の不完全燃焼によって焼成され、それは主として燃焼温度が低すぎる場合、特に「200~600℃の間」で顕著に起きるとの事です。
つまり、なんとも恐ろしい事に「珈琲の焙煎温度」はそっくりその危険温度帯に該当してしまうのが現実なのです。
ゴミの焼却炉でも、最低「800℃以上」の高温で長く完全燃焼させないと危険なダイオキシン類などの有害物質が焼成されてしまうのは常識中の常識です。
しかも本当なら「950℃以上」での焼却が望ましいのですが、燃焼が高温すぎるとすぐに炉が傷み寿命が極端に短くなってしまうため800℃程度で妥協しているのが現状なのです。

もし200℃程度の加熱で本当に農薬がすべて消滅して「安全になる」と主張するのであれば、ぜひその人に珈琲栽培に使用されている農薬数十種類をすべて混ぜた「劇毒薬」を200℃程度で15分ほど加熱した物を1kgほど飲んでみて欲しいものです。
果たしてその人は飲めるのでしょうか?その人が「嘘を付いていない」ならもちろん当然に「飲める」はずなのです。
もしも万一飲めないなら、その人は珈琲業界から駆逐されるべき最悪レベルの「大嘘つき」だと言う事です。
そのような「最悪の大嘘つき」の忌むべき珈琲店など取り壊し、偽計と虚説で塗り固めて客を騙し稼いだ金は全て没収処分にすべきです。
本来、飲食物を扱う人の公的発言はそれ位の重い責任を負うべきなのです。
それが周囲や監督官庁が見て見ぬふりをして甘いため、いまだに食品業界では平然と「大嘘」を付くヤカラが生息し、偽装詐欺や隠蔽犯罪が後を絶たないのです。

いずれにしても、ヘタに物を燃焼させる事は「非常に危険」なことなのです。
燃えて炭や煤になったから「すべて消滅した」と考えるのは大きな誤りであり、逆に「有害な未知の物質が新たに焼成された危険性」に危機意識を持って注意しなければなりません。
実際に無知な市民が庭先のドラムカンなどでゴミを低い温度で燃やすせいで、いまだに街中で「ダイオキシン」が大発生し大問題になっているのです。

煙草も喫煙者が吸い込む「主流煙」よりも、煙草の先からユラユラと出て周囲にまき散らされている「副流煙」の方が何倍もはるかに危険なのは常識です。
その理由も「副流煙は燃焼温度が低いため大量の有害物質が発生しやすい」からなのです。
つまり、吸い込む時は煙草は真っ赤になって高温燃焼しますが、灰皿に置かれたり手に持ったりされている間は「くすぶる」感じになり低温で燃焼してしまうためなのです。

もし農薬を無害なまでに焼却し完全分解させたいなら、最低でも「1000℃以上」の超高温で長時間燃焼させてから言うべきです。
こんな初歩の常識も知らない人にまともな珈琲焙煎などが出来るとは到底思えません。というより、そこまで無知で危険な店が果たして「飲食物」を扱って大丈夫なのでしょうか?
それとも知っていながら客を欺くためにわざととぼけているのでしょうか。もしそうだとしたら、そんなふざけた不誠実な欺瞞店は社会から駆逐されるべきです。

また、農薬を撒いても珈琲豆は果肉に包まれているから大丈夫と言う無知な人も居ますが、撒かれた農薬は地面に染み込み、当然に珈琲の木の根から吸収されて種子に蓄積します。
こんなこと子供でも判ると思うのですが…無知とは恐ろしいものです。

こう言う恐ろしい事実を知ってしまうと、珈琲業界がやたらと喧伝している「珈琲は健康に良い(はず)」…などという話も、なんだかすべて嘘寒く聞こえて来ます。
実際、世の中に犯罪や汚職が実在する以上「すべての人間は善人」ではないのと同じで、毒カビや農薬汚染の珈琲が実在する以上「すべての珈琲が健康に良い」はずがありません。

「良い珈琲は健康に良い」が「悪い珈琲は健康に悪い」という言い方が正しいのです。
「良い珈琲はガンの予防効果がある」が「悪い珈琲はガンの原因になる」という重大な真実も、もっと全国民に対してきちんと周知徹底されるべきでしょう。

「珈琲は健康に良い」などと言う一方的な風説の流布を無知な消費者が鵜呑みにして、「悪い珈琲」をガブガブ飲んで癌になってしまったのではあまりにも不幸過ぎて目も当てられません。
悪い珈琲の乱売のせいで世の中に癌患者がどんどん増えれば、今でさえ異常過ぎるほど馬鹿高い日本の健康保険料が更に際限なく値上がりしてしまい、まじめに健康に気を遣って節制した生活をしている僕達としてはたまったものではありません。

珈琲豆には、毒カビ(アフラトキシン、オクラトキシン)に汚染された毒豆が混入していると言う危ない現実、そしてあらゆる農作物の中で三番目に農薬が多く使われていると言う重大な事実、そしてその中にはとっくの昔に日本で使用が禁止になった過激な農薬も多く含まれている恐ろしい現実を、僕達は常に頭の片隅に置いておくべきです。


ちなみに、スペシャルティ珈琲の店などでマスターにハンドピックはどうしているのかと尋ねますと、「うちではハンドピックは一切していない」と胸を張って答える人がいます。
その理由を問うと、「うちで扱う豆はすべて現地で二度ハンドピックした豆だから欠点豆はない」などと言います。

これまた、実に「自分にだけ都合のいい」何とも恐ろしい考え方です。
「たったの二度程度」のハンドピックで、毒カビ豆や欠点豆がすべてなくなれば、全世界の珈琲産業にとって、こんなに天国のような事はありません。

僕も「スペシャルティ珈琲」の生豆を購入して自宅焙煎しますが、毒カビ豆や欠点豆は確かに「やや少なくはなる」ものの、決してゼロではありません。
実際、現地で複数回ハンドピックしたと言う触れ込みのスペシャリティ珈琲でも、自分で入念にハンドピックし直すと豆にもよりますが1~3%前後の毒カビ豆や欠点豆が出ます。

そもそも、スペシャルティ珈琲にも当然に「ピンからキリ」まであります。
実は安いスペシャルティは生豆1Kg当たり1000円以下からあります。客が思っているほどは、価格も品質も一般豆と大差などないと言うのが実態なのです。
当サイトの商品はすべてスペシャルティだとか、当店はスペシャルティの専門店だとか、やたらと「スペシャルティ」を連呼して喧伝している店もありますが、それは無知な消費者に対し「高く売りつける」ためだけの肩書き商法というものです。
つまり、「飲んだ味」ではなく「肩書き」で客を洗脳し、安い豆を高く売っているのです。

そして、そういう安いスペシャルティ珈琲には毒カビ豆や欠点豆は必ず混じっています。「必ず」です。
事実として「スペシャルティ珈琲 欠点豆」等でネット検索すればスペシャルティ珈琲の毒カビ豆や欠点豆の実例がたくさんヒットして驚きます。

それにそもそも、たとえ仮に現地で何十回もハンドピックし、もし本当に全てのカビ豆が完璧に取り除かれたとしても、それはあくまで遠い外国の「生産地」での出来事です。
その後、その珈琲豆は貨物船で暑い赤道直下の海の上を通って何ヶ月もかけて日本に運ばれて来るのです。途中の嵐や大しけでもともと湿気の多い船底の倉庫に海水が浸入する事など良くある話です。
日本に到着してからも通関や商社の倉庫に長らく置かれてから、やっと販売されるのです。そのような長い輸送や保管中に、もしひどい湿気や水濡れや結露などに遭えば、三日もあればカビは簡単に生えてしまいます。

まずは、毒カビや危険農薬による輸入種実や輸入穀物類の恐怖の汚染実態を知るためにも、ぜひ情報元機関違反事例をご覧になって下さい。

輸入食材が一見して大量のカビに覆われていれば、さすがに当局から廃棄や積戻し命令が出されるようですが、輸入検疫のわずかなサンプリングでは見逃されてしまう程度の毒カビの発生では素通りしてしまう危険性が極めて大きいでしょう。

また、大量のカビの発生が発見されて当局から廃棄や積戻し命令が出された「事故穀物」などが、実際には廃棄等されずに激安で不正な闇ルートに流され、意図的に「食用」に混入されてしまう事件が相次いで発覚している食品業界の現実を考えれば、自分が仕入れた食材の安全性は店主さん自身の目できちんと責任を持って最終チェックをするべきです。

ですので、スペシャリティだろうとCOEだろうと、焙煎直前の最終ハンドピックは「店で絶対にやるべき」です。
仮にも人の口に入れる物を売る商売なのですから、それが最低限のマナーであり、当然の義務です。

例えれば、もし町のパン屋さんが「毒カビの生えたパン」を売ったら大問題になって即営業停止、客に健康被害が発生すれば慰謝料や治療費も非常に高額に上るでしょう。
珈琲屋さんも同じ責任体制になるべきです。もし「毒カビの生えた珈琲」を売ったら大問題で即営業停止、客に健康被害が発生すれば慰謝料や治療費も非常に高額に上ってしかるべきなのです。
同じ「食品事故」なのですから、責任追及や社会的制裁の基準に差別があってはいけません。

ところが、同じ毒カビが生えていてもパン等と違って珈琲の場合は、焙煎やミル挽きのせいで「カビが目視できない状態」で売られるため、今までほとんど指摘される事がなく、珈琲業界はその特異性の上に長年「あぐら」をかいて来たわけです。

ですが、そろそろ僕たち消費者側も、万一、市販の珈琲を飲んで重篤な体調不良が起きたら、保健所や消費者庁ホットラインなどへ通報するだけでなく、動かぬ「証拠の珈琲」を保管して、法的手続き、つまり損害賠償請求を起こす事も考えて良い時代だと思います。
まずは一人一人が行動し、次第に社会全体にそのような大きな動きを呼び起こし、危険な毒カビ珈琲を平然と売って知らん顔している悪質業者に巨額の損害賠償責任を負わせる事で、社会から完全に絶滅させたいものです。

それに、そもそも、僕が自宅焙煎して強く感じる事は、焙煎において一番手間が大変で最も苦労するのは「ハンドピック」の作業だと言う事です。
目は疲れる、視力は悪くなる、肩は凝る、猫背になる、無口になる…本当に大変なだけで何一つ面白くはありません。

僕の場合、生豆300g当たり、そんなハンドピックに30~40分、豆によっては1時間以上もかかりますが、その後の焙煎はスイッチを入れるだけですし、時間もわずか15~20分ほどです。
焙煎の全工程のうち、労働ウェイト的には、ハンドピックがほぼ「9割」を占める印象です。

自家焙煎店は、おおむね生豆の5~7倍もの価格で焙煎豆を売っています。
もし商売において、原価の5~7倍もの価格で物を売る事が許されるとしたら、商品化に「膨大な手間」や「重労働の苦労」がかかっている場合だけです。

なぜなら僕たち消費者はその労働(ハンドピックの手間)に対して価値を認め、高い対価を払っている訳だからです。
それなのに、その最も大変な重労働のハンドピックを一切やらず、わずか15分ほど豆を火で焙っただけで原価の5~7倍もの金銭を手にするとは…果たして許される事なのでしょうか。

実際、お店を訪れ、少しでも珈琲に興味がある振りをすると、「いかにうちの珈琲が美味しいか」についての営業トーク(オシャベリ)を延々と一時間も話し出す店主さんも珍しくありません。
しかし自家焙煎店の業務とは「ハンドピックと焙煎」のはずです。それに、美味しいかどうかは客であるこちらが判断する事です。

嵩にかかった営業トークなどやめて、そんな時間があるなら無言でハンドピックに専念し、一日で60kg袋を完璧にハンドピックしてしまう位に、もっと「馬車馬の如く」働いて欲しいものです。
実際、珈琲豆の生産国の人々は一日あたり60kg一袋分位のハンドピックを朝から夕方まで一切オシャベリする事もなく真剣に真面目にやってくれているのです。しかも、驚くような低賃金でです。

一番大変な手間のハンドピックは生産国の人々に驚くような低賃金ですべてやらせて、自分は20分位ちょっと釜に火を入れたら後はずっと気楽にオシャベリ、それでいて生豆の5~7倍もの価格で焙煎豆を売り付ける。
それでいて「フェアトレード珈琲」などと言っているのですから、何とも笑止なことです。


最後に、「毒カビ」の害とは異なりますが、自分で焙煎をするようになってから、非常に気になるようになった事がもう一つあります。
それは、焙煎釜に付着する「ひどいタール汚れ」です。

珈琲豆を焙煎すると、最後の方は鼻にツーンと来る嫌な刺激臭がして来ます。
この臭い、多くの焙煎店のHPでは悪い印象を持たれないように良い匂いがするかのような事が書いてあったりしますが、実際は鼻が曲がりそうなほど強い薬品臭のような明らかに嫌な臭いであったり、吸い込むと身の危険を感じるような恐い臭いの場合もあります。
多少でも料理に詳しい人であれば判って頂けると思いますが、到底「食べ物」を加熱して出て来るようなタイプの臭いではなく、鋭く鼻を刺す極めて化学的な薬品臭い刺激臭なのです。

その「証拠」として、ネットを検索してみれば、街中の自家焙煎店の煙突から出る焙煎煙による悪臭や刺激臭に対し近隣住人から苦情やクレームの嵐が殺到し、問題になっているケースがたくさんヒットします。
そのため、実際に何百万円もするアフターバーナー(排煙浄化装置)等をしぶしぶ追加設置することになった珈琲店も少なくないようです。
同様に趣味の家庭内焙煎でも、家族から悪臭についてクレームが集中しているケースも少なくないです。
つまり、珈琲焙煎で「いい匂い」だけがするような話は「焙煎煙の危険性を隠すための大嘘」だと言うことです。もしそうなら、近隣住民や家族から悪臭についての激しいクレームなど絶対に来ないはずです。

この嫌な刺激臭の正体は不明ですが、同じ豆でも国産大豆や国産落花生や国産の銀杏などを焙煎しても、煎りが浅い事もありますが、そう言う嫌な刺激臭は一切して来ません。
珈琲豆のほとんどは、輸入検疫時に殺虫のため「薫蒸」処理がなされる訳ですが、その殺虫剤には「臭化メチル」等の強力な殺虫剤が使われています。最近では臭化メチルよりも更に強力な「リン化アルミニウム」と言う劇薬殺虫剤が使われ、その殺虫ガスの中で数時間~数日間もかけて珈琲豆を薫蒸しているそうです。
そう考えますと、生豆に付着したそれらの殺虫化学成分が焙煎の熱で化学変化を起こして、この嫌な化学的刺激臭を発しているのではないか、と思えてなりません。
それはまさに、ちょうど「バルサン」のような燻蒸殺虫剤を連想させられる嫌な臭いですし…。

また、時折、珈琲の農薬の話題を出すと、「生産国の多くは貧困国なので高価な農薬や化学肥料を購入するお金がないから実質的にほとんど有機栽培になっており安心していい。有機JASの認定を取るには莫大な手間と費用がかかるので取らないだけ。」などと言う店が少なくありません。
しかし、有機JAS認定のない珈琲豆のほとんどは、輸入検疫時などに強力な殺虫剤で長時間の燻蒸処理がされてから陸揚げされる訳ですから、強力殺虫剤の残留の心配がある以上、無責任に「安心していい」などと放言してしまって良い訳がありません。

そもそも、全世界の珈琲豆の生産量の三分の一を占めるブラジルを始め、ほとんどの大規模生産国では、潤沢な資金を持つ大企業がプランテーションで計画的に珈琲栽培をしています。
僕達の口に入る珈琲の大部分は、そのような大量の農薬を撒いている大規模生産国の珈琲なのですから、農薬も買えずほんの僅かな生産量しか持たない貧困国を例に挙げて珈琲は安心だと強弁するのは、いかにも卑怯な論法です。

実際に、焙煎前の生豆を流水で2分ほどゴシゴシよく洗ってから、ザルとキッチンペーパー等で素早く水気を取り、それからすぐに焙煎すると、なぜか例の化学薬品が焦げるようなツーンとする臭いは最後までほとんど起きません。
特に念入りに良く洗った生豆の場合は、まるで「焼き芋」や「焼き栗」のような甘く香ばしい良い匂いが心地よく漂うだけです。つまり終始あくまで「食べ物」の良い匂いだけが漂うのです。
そうなると、やはりあの危険な刺激臭の正体は、燻蒸時に生豆に付着した強烈な殺虫剤が、加熱され変性して出た異臭としか思えないのです。

しかし、この生豆を洗うという行為は実は「諸刃の剣」でして、長く洗い過ぎると豆の成分が流出し始めてしまいますし、洗ったらすぐに水気を十分に切って焙煎に入らないと豆が水を吸ってボケた味になってしまいます。
僕のように一度に200~300g程度しか焙煎しない家庭焙煎なら豆を洗い、大体3分以内で焙煎に入る事も出来ますが、一度に何キロもの大量の豆を焙煎するプロの焙煎店では、数キロもの豆を一気に洗って汚れを流し、その水気を切ってから焙煎機に入れる全工程を「3分以内」で行うのは、まず極めて困難でしょう。

ですから、現実に生豆を洗う自家焙煎店など非常に少ないですし、もし洗っているとしても時間をかけてしまえば「洗う事のマイナス面」ばかりが強調された不味い味になっているはずです。

そしていよいよ焙煎が終了し、釜を開けて珈琲を取り出すと、釜の壁にどす黒いタール状の粘着物質がビッシリと付着しているのです。最初は非常に驚きました。
これは、どうやら豆から出た油分のようなのですが、指で触れるとニカワのようにネチネチと粘着質で、ちょっと洗剤で洗った程度では落ちず、お湯と洗剤でゴシゴシやってやっと落ちる感じのものです。
特にフルシティ以上の深煎りにすると、てきめんに大量のタール汚れが発生し釜にビッシリと粘着します。

プロの自家焙煎店が、毎日毎日、何十キロと言う豆を焙煎すれば、焙煎釜の汚れも家庭焙煎とは比較にならない凄まじい物になるでしょう。
もし、それをそのままにして次の焙煎をすると、ずっと高熱で焙られる事になり、真っ黒なタール分がさらにどんどん焦がされます。
果たして焼き魚や焼肉のコゲにある発ガン物質と同じように、変異原性物質やアクリルアミドなどの非常に危険なものが生成されないのでしょうか?

焙煎の最後に出て来る嫌な煙の臭いと合わせて考えると、僕にはこの真っ黒なタール状の物質は、どうもかなり怪しい気がしてならないのです。

僕は不安になり、毎回必ず釜を完璧に洗ってから次の焙煎をするようにしています。小さな釜なので台所で簡単に洗えます。
ですが、一日に十数回とか焙煎している自家焙煎店ではどうしているのでしょうか?
自重で100~200kgを超すような焙煎機です。内部のドラムを取り出して洗うために分解するだけでもナットを何本も外したり、ギアやベルトを外したり、非常に重い鉄製ドラムを引き抜いたりと、物凄く手間がかかり大変なのは容易に想像できます。
さらに洗浄した後はそれを再度組み立てる訳ですから、どんなに急いでも一時間や二時間はかかるでしょう。

そうなると、おそらくはマメなお店でも釜内部の清掃は週に一回とか、お店によっては月に一回とかではないでしょうか?
大手珈琲企業でも焙煎機内部の清掃頻度は、おそらく似たようなものでしょう。
当然に、釜の内部は真っ黒に焼け焦げたタールの蓄積があると思えてなりません。
珈琲豆はその中で焙煎されている訳です。
そう考えると、店舗からはあまり珈琲を購入したくなくなりました。

ちなみに、珈琲をドリップする際に、蒸らしの後、さらに少しずつじっくりと細い注湯を続けると、フィルターから最初の珈琲液が滴り落ち始めます。その一番最初の数ccを「珈琲の旨味が凝縮されたピュアエキス」などと表現して、貴重な宝石の如き絶品の美味しさのように讃美している珈琲屋さんが少なくありません。

そこで僕も、さまざまな珈琲を淹れる際、ドリップの最初の数ccだけを別カップに取り分け、試飲してみると言う実験を過去に数え切れない位に試してみました。
しかし、ほとんどの珈琲においてその最初の数ccの珈琲は、宝石の如き絶品の美味しさどころか、珈琲の濃密なトロ味の中に、明らかに異質の「異形味」が混じっており、思わず「うぐっ」として息が止まってしまうような、「うえっ」とむせ返ってしまうような、強い飲みにくさがあるのです。

最初は、なぜこんな「異形味」が混じるのか不思議でなりませんでした。それは、到底「飲食物の類」の味とは思えない危ない違和感を持つものだからです。
焦げ味かとも思いましたが、まったく焦げのない浅煎り珈琲でも同じように最初の数ccにそう言う「異形味」を感じます。はっきり言って飲めないタイプの悪い味であり、体が拒絶する種類の嫌な味です。

おそらく、この「異形味」は、燻蒸によって生豆に付着した殺虫剤が焙煎の熱で化学変化し、さらに釜内部でその蓄積成分がタール状に焦げ続けた事により一層悪質な有害成分が生成され、それが珈琲豆の表面に付着したのではないかと想像しています。
それらの悪い成分は、珈琲豆の表面付近に付着している訳ですので、ドリップの際の一番最初の投湯で豆の表面から洗い流される感じになり、最初の数ccに集中的に混じって出て来るのだろうと思うのです。
なお、当然のように、自分で生豆を良く水洗いしてから焙煎した場合は、最初の数ccにこのような異形味が混じる事はまずありません。

皆さんも市販の珈琲をドリップする際に、最初の数ccだけ取り分けて飲んでみてみれば、思わず「うぐっ」として息が止まってしまう感じの、悪い成分を感じる事ができると思います。
ですので、僕は今では市販の珈琲を飲む場合は、最初の数ccを捨ててドリップしています。
ぜひご自身の舌で試してみて下さい。

それにしても不思議でならないのは、これほど自宅焙煎をしている方が多くなり、そしてこれほど無数の珈琲ブログがあるにも関わらず、いくらネット検索しても、「焙煎ラストの刺激臭」や「ドリップ最初の異形味」について、僕と同様の疑問を感じているレビューが全く見当たらないと言う事です。
少なくとも珈琲ブログを開設するほどの人なのであれば、それなりに鋭い嗅覚や優れた味覚を持っていて欲しいものですが、現実は厳しく、むしろ「真逆」のようです。

なお、「有機JAS」等の公的なオーガニック認定を受けている有機栽培珈琲であれば、強い農薬の使用や殺虫剤による燻蒸の心配は少ないようですが、一番心配な毒カビ豆の不安はやはり残ります。
いや、と言うよりむしろ、僕の経験上は、有機豆の「毒カビ豆」混入率は他の一般豆より明らかに「数倍」~「数十倍」も高いです。

なぜならカビは豆の虫食い穴の中に生え易いため、有機豆は農薬を控えているせいか虫食い豆がとても多く、結果としてカビ豆混入率が非常に高い事が多いのです。しかも青々と濃くカビが生えている事が多く、まさに「自然の猛威」と言う印象です。
特に中米、南米、東南アジア辺りの有機豆は実に恐ろしいものが少なくなく、僕にとっては完全にトラウマです。食の安全性から言えばこれでは本末転倒であり、僕は生豆でも焙煎豆でもその辺りの国の有機珈琲は「絶対に二度と買わない」と固く決意しています。

世の中には、それらの国の有機栽培豆とかオーガニック珈琲とかを買って、よく「安心して飲める珈琲」とか「体に優しい味」などと言っている人がいますが、僕には到底信じられません。
その人は間違いなく「有機栽培の生豆の実物」と「そのカビの状態の凄さ」を見たことがなく、単に「販売店から吹き込まれたイメージ」だけで語っているのでしょう。
妄信的に「有機」という言葉をありがたがるのは実に愚かな事です。「自然界の毒」は農薬と同等かそれ以上に怖いものも少なくありません。

実際、「小麦」なども、無農薬で栽培しますと非常に危険な「赤カビ病」と言う病害にかかりやすくなり、有毒の「デオキシニバレノール」や「ニバレノール」等の危険なカビ毒が生成されてしまいます。
ですので、下手に無農薬栽培された小麦は「かなり危ない」可能性が高いのです。パンやウドンを食べるなら「無農薬小麦」や「有機小麦」には要注意だということです。

生産者や販売店は「高く売りたいため」に有機栽培の美点ばかりを強調し、一方の有機栽培の「恐ろしい暗黒面」はまるで存在していないかの如く固く口を閉ざしてしまいますが、「すべての有機」=「安全」と勘違いするのは、農法や農作物に無知であることの証明そのものであり、極めて危険なことです。

「アフラトキシン毒カビ豆」、「全作物中三番目に大量の農薬使用」、「劇薬殺虫剤による長時間燻蒸」と、三重苦に苛まされる珈琲豆ですが、この中で僕が過去の実体験として一番「最悪の実害」を被り、最も厳重な注意が必要であると確信しているのが、「アフラトキシン毒カビ豆」による劇毒被害です。

先にも述べたように、過去に珈琲好きが災いし、緊急入院治療しても全然おかしくない、いや、本気で生命危機さえ実感した重篤な被害体験を二度もさせられています。
決してオーバーに言っているのではなく、現実に諸外国ではアフラトキシン急性中毒による死亡事故も多く起きている事実を、くれぐれも常に頭の片隅に置いておくべきです。

一番の安全は珈琲を飲まなければ良い訳ですが、真の絶品珈琲の美味しさの片鱗を一度でも経験してしまった身としては、美味しい絶品珈琲を飲まない事は、人生の損失以外の何物でもないとも思えます。
まさに、「フグは喰いたし命は惜しし」と言うところです。

結局、「毒カビ豆の混入が極めて少ない有機珈琲豆」を選ぶのがベストと言う事になりますが、そんな都合の良い有機珈琲は非常に種類が限られてしまいますし、その豆が「味」の面で僕が探し求めている「日本一おいしい珈琲」の候補になり得るほど最上の美味しさを持つ珈琲豆だとも限らないのが悩ましいところです。
ですので僕にとっては、今のところ、「有機珈琲」はそのメリットや安全性よりもデメリットや危険性の方が「遥かにずっと大きい」と感じています。

それに、そもそも下記の新聞記事によれば、日本農林規格法(JAS法)自体が、農林水産省とその天下り先である食品業界との内部癒着等で「骨抜き」状態にあり、取り締まりが極めて甘い「ザル法」になっているように感じられてしまいます
これでは、JAS有機表示そのものが全く信用できませんし、それでいて認証取得にべらぼうな高額費用がかかると言うのですから、むしろ非常に「胡散臭いもの」と感じてしまいます。

農水省 食品表示違反95%が非公表 根深い「安全軽視」

99%強制力なし、違反把握も着手遅れ…お粗末な農水省出先機関


結論として、もし焙煎された珈琲豆を買ったり、抽出された一杯の珈琲を飲む場合は、少々高くても、せめて「生産地」と「店舗内」の二回にわたって完璧なハンドピックが成された可能性の高い高級ブランド豆を、常に清潔感があり、信頼の置ける優良店で買い求めることです。
「信頼の置ける優良店」とは、店舗を訪れた時に、店員さんが一心不乱にハンドピックをしている現場に出会う確率の高いお店と言う意味です。

もちろん店内は「全席禁煙」である事が絶対条件です。
大昔の19世紀の頃ならともかく、21世紀にもなった現代において、いまだ煙草の危険性や周囲への迷惑度に無知や無関心である事は、今や「重罪」です。
なにしろ煙草には「200種類以上の有害物質と40種類もの発癌物質」が含まれているのですから、下手な農薬や毒カビ以上に危険です。
そんなものを店内に撒き散らされては「毒ガス室」に閉じ込められるのと同じです。そのような店で珈琲の香りや味どころの話ではないはずです。
何百時間も重労働してハンドピックをし、ひどい苦労をして毒豆をすべて取り除いたとしても、もし店内で誰かに「一本」吸われたらすべてお終いだと言うことです。

清潔感のチェックとしては、店内の清掃状態や焙煎釜を良く見てみましょう。
店内の掃除が行き届いていたり、焙煎機が少なくとも外見だけでもピカピカに掃除してあったりすれば、焙煎釜の中のタールも頻繁に清掃している可能性が高くなります。
逆にもしも、店内が長らく掃除していない感じであったり、焙煎釜のサイクロン連結部や豆の取り出し口付近が多くのススやタールで汚れたままであれば、少なくとも僕ならその店での珈琲購入は遠慮すると思います。

それでも「安心をすべて他人任せ」にしている事には変わりません。
ここでもし、生の豆を購入して自分で完全なハンドピックと自宅焙煎をすれば、その珈琲が「美味しい」かどうかはその人の腕次第ですが、少なくとも毒カビの不安のない「安心・安全」な珈琲を、「市場価格の1/5~1/2の超激安」で飲む事ができます。

真の「理想の珈琲の姿」を突き詰めて行けば、珈琲の「栽培」の段階から自分でやる事になるでしょう。
それは温帯に属する日本の本州の気候では極めて困難です。実際に僕も自宅で珈琲の木を育てた事がありますが、珈琲の実は成っても、日本の平野部の気候ではまったく美味しい珈琲豆にはなり得ません。

現実的に考えた場合の最良の珈琲とは、品質管理の完全な高級ブランドのティピカ種のニュークロップ生豆を買って、自宅のワインセラー等で定温保管し、自分で完璧にハンドピックし、直火焙煎で浅煎りに仕上げ、サイの目カットタイプのミルで挽き、丁寧にネル抽出をし、欧州の伝統磁器メーカーの器で飲む…珈琲だと思うのです。

今回、これらの中でも特に重要と思われる項目を、四つだけ選びました。
「直火焙煎」、「ティピカ豆」、「浅煎り」…そして最後は「毒豆の除去」(ハンドピック)です。

特に「毒豆の除去」は、単なる「おいしい」「おいしくない」の嗜好のレベルではなく、直接、僕達の「生命」に関わって来る大問題です。
珈琲選びにおいて「毒豆の除去」(ハンドピック)は間違いなく「最重要項目」と確信します。


それが安全で日本一美味しい珈琲を見つけるための「最後の四歩目」になります。





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